レオン自動機という会社を先日しりました。
ファミリーレストランやコンビニで売られている「チーズ入りハンバーグ」など、こうした商品を生み出している仕掛け人がレオン自動機という会社です。
具材を生地で包む「包あん機」の最大手で、チーズ入りハンバーグの作り方を提案したところ、外食産業に提案されたんですって。
日経新聞で初めて知ったんですが、見てみるとなかなかいい会社ですね。
レオンの由来は「レオロジー(流動学)」
物質の変形や流動を扱う「レオロジー(流動学)」を学んだことが社名の由来だそうです。そんなレオンですが、肉まんやまんじゅうなど生地を傷めずあんを包む技術を有する企業です。
参考 同社第54期株主通信より
なんと身近な商品では、
- カントリーマアム
- 雪見だいふく
なども作っています。どちらも私は大ファンの商品です。会社で小腹が減った時には、カントリーマアムを食べています。あの食感、そして、おいしいのが魅力的ですが、レオンの機械が商品を作っていたんですね。
包あん機の国内シェアは9割
まさにニッチ市場の巨人と言える企業です。
グローバル企業であるレオン
売上高は年々上がっていますし、営業利益率は10%弱と製造業では高いほうです。
また、グローバルにも展開している企業で、海外売上高は4割にものぼります。
ロシアのピロシキなどの生産も手掛けているようですね。ピロシキ入ります♪耳に残っていますが、ピロシキも大好きです。まさかこんな身近な商品を支えてくれているとは。
アジアや北米の伸びしろは高いみたいですね。特にアジアは、この5年間で6割も売り上げが伸びています。ますます、伸びていきそうです。
ニッチでもシェアの高い企業は投資候補
バフェットが好む言葉で「堀のある企業」というキーワードがあります。
要は分厚い堀で守られている企業は、そう簡単にはシェアを奪われない、つまりは、キャッシュを創出する力を持っているということ。
シェアが高いということは、商品で大事な価格決定力を持っているわけですから、これはかなり強いわけです。
こうしたニッチ分野でもシェアの高い企業は、株価も上がっていきますね。ほかにはホシザキ電機やマニー、シスメックスなどがそれにあたると思います。シスメックスはもう大企業ですが。。
レオン自動機は、今後もウォッチしておきたい企業の一つです。
では。