鉄道会社への投資を考えている。鉄道会社は、魅力的な投資先。今までなぜ投資をしてこなかったのだろうと思うくらい、鉄道会社の事業は魅力的だ。
鉄道会社は、その交通収入がメインかと思いきや、会社ごとに色が違うんですね。レジャー施設が得意な鉄道会社やホテル事業が得意な会社もあるわけです。
JR東海のように、新幹線収入が莫大といった鉄道事業がメインの会社もありますが。
そこで、今回は西武鉄道を抱える西武ホールディングス(9024)の投資を検討している。理由は、ほかの鉄道会社よりも割安に放置されているからだ。高値からはずいぶんと下がっている。
西武ホールディングスの事業
2015年アニュアルレポートを読むと、西武ホールディングスの事業は大きく6つに分かれている。
- 鉄道事業
- ホテル・レジャー事業
- 不動産事業
- 建設事業
- ハワイ事業
- その他
このうち、建設・ホテル事業は、規模は小さい。
鉄道事業
鉄道事業は、首都圏へのアクセスがあり順調。日本は人口減少社会ではあるが、首都圏は引き続き人口流出が見込まれる。そして、軽井沢など観光地へのアクセスもある。海外からの旅客(インバウンド)も鉄道事業にはプラスになりそうだ。
ホテル・レジャー事業
鉄道会社でホテル事業を手掛けることは多い。沿線に魅力があれば、ホテルはキャッシュを生む資産となる。プリンスホテルという名は誰もが一度は聞いたことがあるだろう。
知らなかったが、このプリンスホテルは全国に41施設、約17,000部屋を誇り、売上高は日本最大規模を誇るようだ。
不動産事業
不動産事業も注目している。日銀のマイナス金利を受けて、資金繰りしやすくなる不動産事業は魅力的にうつる。そして、西武ホールディングスは、東京23区に約47万㎡の土地を保有している。
これからプリンスホテルをはじめとして、多くの不動産開発が行われる。そこから生み出される収益がさらに西武ホールディングスを強くしてくれそう。
財務成績
粉飾決算で一度は市場から退場した西武ホールディングス。だからこそ、二度と同じ過ちはしないという強い強い精神が会社にはあると思う。
2015年度末時点で売上高4,817億円、営業利益497億円、当期純利益349億円。いまは、ほかの鉄道会社の財務比較をしているところだが、規模としては中堅クラス。しかし、利益率で見るとトップクラス。(一番いいのはJR東海で営業利益率は20%を超えている。私鉄では阪急阪神グループの収益性が高い)。
直近決算である2016年度第3四半期では、売上高3,800億円、営業利益560億円、純利益198億円となっている。安比奈車両基地の整備計画の廃止に伴い減損損失を出しているので、純利益は下がっているがキャッシュ流出はない(減損のため)。
営業利益は伸びており、これからも期待が持てる。
株価は、4月7日現在、2,278円。高値からはずいぶんと下がっているが、日経平均がこれだけ下がっている割には、持ちこたえている。
予想PERは15.9倍、配当利回りは0.39%となっている。今は成長投資にお金を振り向ける時期。
鉄道会社への投資を
鉄道会社への投資は魅力的だ。やっぱり、不動産事業は一つ持っておきたい。
そのなかでも西武ホールディングスはこれからの伸びしろや現在の割安、投資金額が20万円ちょっとということも考えてれば、投資したい。(JR東海は180万円、阪急阪神は80万円くらい投資金額として必要である。どちらも魅力的な投資先ではあるが)。
他の鉄道会社との比較をすましたうえで、西武ホールディングスへの投資を実行したい。
では。