仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を使ったゲームが話題ですね。
ヘッドマウントディスプレイを装着した人をテレビで見たことも多いと思いますが、今後伸びていく市場として脚光を浴びています。
そこで、どんな企業が手掛けているのか、株式投資をしていくうえでも参考になるところですので、まとめてみました。
2025年には関連市場は20兆円に
ゴールドマン・サックス証券の予想によると、2025年にはVRやAR向けのヘッドマウントディスプレイ市場は世界で11兆円にもなるようです。すごいっすね。
ちなみに、ノートPCに匹敵する規模だそうです。その次は、テレビが10兆円市場。
ヘッドマウントディスプレイ以外にも、ゲームコンテンツなども含めれば20兆円にも迫る。VRは幅広い分野への応用も期待されているみたいですね。
例えば、医療などヘルスケア部門、動画、ライブ、小売業などへの活用も見込まれている模様。
VR・ARに取り組んでいる企業は?
ゲームなどの娯楽分野がVR・AR普及の主導を握っていますが、他の企業も応用を始めています。例えば、富士通(6702)は作業支援システムにVR・ARを利用していますね。
関連銘柄をまとめてみると、
- ショーケース・ティービー(3909)”英国のVR・AR会社と提携”
- グリー(3632)”VRのスマホ向けゲームの配信”
- エイチーム(3662)”VRを活用した結婚式場の再現”
- コロプラ(3668)”VR専門ファンドの立ち上げ、2016年10月~”
- CRI・ミドルウェア(3698)”VRの音声や動画の再生技術”
- IGボート(3791)”VRコンテンツ制作”
- 富士通(6702)”ARを活用したシステム”
- ソニー(6758)”ヘッドマウントディスプレイに関するシステム”
- カヤック(3904)”ソニーとVRコンテンツ制作で提携”
- キヤノン(7751)”ヘッドマウントディスプレイ”
などです。こうしてみると、ベンチャー企業だけではなく、グリーやソニーなど大手企業も参入していますね。
こうした成長分野の銘柄も一つ欲しいなと思うところ。ゲーム関連企業は短期的には値上がり益を狙えそうだけど、製造業や医療機関向けのサービスを展開していく企業に着目していきたい。短期ではなく、長期で取り組めるのが大事だと思うからです。今のところ、ちょっと見当たらないけど、ミドルウェアあたりがいいかな。ちょっと株価が高いけど。
また、続編を書いていきたいと思います。
ではでは。