サラリーマンで副業をしている場合、年間20万円を超える所得があると確定申告が必要ですね。
青色申告にしたほうがメリット、つまり、節税メリットは大きいわけですが、ある一定の所得を超えると都道府県が課す個人事業税がかかってきます。
290万円を超えると、個人事業主の内容によりますが、最大5%の税金がかかってきますね。
青色申告の節税メリットは、65万円×税率です。20%だと約12万円くらいが節税できるわけです。
一方、個人事業税がかかる場合、課税所得が300万円だとすると、15万円かかるんです。白色申告(雑所得)であれば、あくまで副業であり、事業ではないので、個人事業税はかかりません。
青色申告をすることで、個人事業税がかかり、青色申告のメリットを吹っ飛ばすこともあるわけですね。私の場合は、来年もあるかもわからない収入なので、白色申告(雑所得)でしています。
経費計上のメリットは小さくなりますが、仕訳などに時間を取られない、そして、個人事業税がかからないというメリットもあるわけです。
税金対策は、税理士や税務署に相談するのが一番ですね。
ちなみに、節税メリットの大きい青色申告から雑所得にしなさいということは言われても、その逆(雑所得→青色申告)はないみたいです。税務署としても、青色申告より雑所得で申告してもらうほうが税金とれますからね。
難しわ、税金って。
ではでは。